*KTウキとは?
KTウキの名前の由来だが、初めは梢(こずえ)と正(ただし)という名前を考えていた。しかし、ある人から猛反対があり止む無くKTウキと命名したのだ。
そう、実は飛ばしウキのKは何を隠そう私の奥様の梢のKなのだ。このKウキは実物を見てもらえれば分かると思うが、下部にクボミがあって当たりウキを上から押さえつける構成になっているのだ。
そして当たりウキのTは何を隠そう私の事、正のTなのだ。TウキはKウキに押さえつけられて初めてその威力を発揮できる構成になっているのだ。
つまり二つで一つのウキになっているのであった。まぁ〜夫婦(めおと)ウキってことですか(笑)。
*使用上の注意
KTウキは必ずセットどおりに使って欲しい。
絶えず仕掛けを張りながらKウキの下にTウキがある様にして使ってくれ。
−0セットの時はあたりウキのTウキは沈んでしまうからKウキで当たりを取ること。しかしKウキは飛ばすためのウキなので感度があまり良くないのはかんべんしてくれ。
Tの当たりウキは自立する小さな丹羽ウキで軽くて小さ過ぎるのでそのままでは使えない。だからKの飛ばしウキをセットにしてあるのだ。しかし、Kウキ以外のトバシウキでは下部の作り方が違うのでKTウキの良さが出ない。
KウキとTウキの色が違うのには理由がある。二つの物体があると、人間はどうしても大きい物体の方に目がいってしまう。つまり、通常の二段ウキではトバシウキの方に目がいき易いのだ。しかし、このKTウキならば、仕掛けを張りながらKウキの下にTウキを入れることによって一ヶ所に視線を集中することができる。そして、いざアタリがあった時には色の違うTウキが動くので、見やすいというわけだ。
Kウキには0とBのオモリ負荷がある。0のKウキにはG1とBのTウキがセットになっていて(セット0)、ガン玉を打って使うようになっている。
BのKウキには0と−0のTウキがセットになっている(セットB)。何故なら−0のTウキを使った場合は、Tウキが水中ウキの役目をしてしまうので、Kウキがシモルのを防ぐ為に、Kウキの浮力を少々強くしてあるのだ。
*KTウキの使用方法
Tウキは仕掛けをつまようじ等でハリスに固定し、Kウキはウキ止めを付けずにフリーの状態で使用します。なお、ミチイトとハリスは直結でご使用下さい。
*セット別オモリ負荷
セット
| セット内容
| セット0
| とばし0・こていB/G1
| セットB
| とばしB・こてい0/-0
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*カラーバリエーション
[とばし赤・こてい黄色]と[とばし黄色・こてい赤]の2種類
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