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 ● Vol,23 【地獄の男女群島ツアー】


photo  関東以北の人は九州は暖かいと思っている人が多いが、暖かいのは鹿児島県や宮崎県で福岡県や長崎県等はみんなが思うよりず〜っと寒いぞ!
3月6日〜9日、毎年恒例になりつつあるサバルメンバーによる楽しい男女ツアーが地獄のツアーに・・? 
今回は男女が初めてと言うメンバーが8人。その内一人は「丹羽さん俺飛行機に乗るのも初めて何ですよ」と言う奴もいれば、一週間前になって急に「丹羽さん俺も行きたい、だって渡船をやり出したら二度と男女には行けないから」と新婚間もないのにノー天気な南伊豆の二代目船頭も居る。 合計17人で羽田から福岡へ向うが、台風並の低気圧が通り過ぎて飛行機は揺れるは遅れるはで何やらイヤァ〜な雰囲気が漂ってきた。
やっとの思いで福岡にたどり着き、オヤジ(高橋さん)とツトムと合流した頃にはな・な・なんと雪が降り出す始末。いつもお世話になっている渡船{ばらもん}に電話を入れると「天気図が悪くないので今は吹いているけど明日の後半から明後日は大丈夫でしょう」と言う事で買出しを済まし総勢19人で佐世保、浦頭港に向け地獄のツアー?出発進行。
福岡を出たものの高速で鳥栖を過ぎた頃から前が見えない程の雪・雪・雪、俺は全国で時化大魔王と呼ばれているのは知っての通りだが何もこんな時に限って・・・(悲)
車の中でオヤジは「俺は男女より嬉野温泉の方がいいちゃもんね〜」と何度も言うし、運転手のツトムはツトムで大雪のため煙草も吸わず聞く耳持たず、社長(梢)は隣で寝ているし「オヤジの言う事も分かるがいったい俺にどうしろって言うんだ!天気が悪いのは俺のせいじゃぁね〜ッ」
 12時に港を出たばらもんはバァタン、バァタンいいながらやっとの思いで朝4時頃男女に着くが、やっぱり時化と雪でいい所には乗れず俺、梢、ツトム、オヤジの4人で吉田の2番の奥に上がる。寒くて釣りをやるどころではないが、梢とツトムは夜釣りの仕度をして釣り始ている。俺とオヤジは寒くて釣りが出来ないと言うのは実は言い訳で、老眼のため仕度が出来ないのだ。
朝7時をまわる頃俺は二人分の仕掛けを作らなくてはいけない。それはワニマグ12を見返してもらえれば分かると思う。 「オヤジ仕度が出来たよ〜」と言うと「お〜っわかったでも俺は寒いから釣りやりたくないちゃもんね〜」だって!  
地獄の男女ツアー初日は全員散々な釣果。二日目はぶん君(ばらもんの船長)が朝凪が悪いがすぐに良くなると言う事で多少無理していい所へ降ろしてくれた。サメ瀬、沖の赤瀬、立神、SOS、上の赤瀬で俺とツトムは大ザメに降りたが本来のサメ瀬ではなかった・・・? 釣果は参加メンバーには聞かないようにお願いしま〜〜す。  
俺の仕掛けは竿、オレガ一徹LSーV1,75号57V尾長スペシャル、スプール、IOSスペシャルU尾長、道糸、アストロングレイトNT3,25号、ハリス、タフロングレイト3号〜5号、ハリ、あわせちゃダメジナ8号〜10号。
今回改めてOKシステムの良さを実感したぜ。俺が作ったから言うわけじゃぁね〜が、特に竿と道糸とハリがいいぜ!一度使って見てはどうだろうか?
じゃぁまた来週な!